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2026 10.05

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培養研究部スタッフが日本IVF学会にて学術奨励賞を受賞いたしました

培養研究部スタッフが第29回日本IVF学会学術集会にて学術奨励賞を受賞いたしました

「胚盤胞到達速度と染色体異数性パターンの関連」

胚盤胞への到達速度(Day4・Day5・Day6)と染色体異数性との関連を、PGT-Aを実施した4,715胚について検討した。

  • 正倍数性率は、Day4群で32.5%と最も高く、Day5群20.9%、Day6群17.6%より有意に高かった。
  • 正倍数性胚の臨床妊娠率には3群間で有意差を認めなかったが、流産率はDay4群15.0%とDay6群32.1%より有意に低かった。
  • モノソミー頻度は発生速度が遅くなるほど増加し、Day4群62.8%に対し、Day5群69.1%、Day6群72.1%であった。
  • 染色体別では、特に6・8・16番染色体のモノソミーがDay5、Day6群で増加した。
  • これらの結果から、胚盤胞到達速度は単なる形態学的評価ではなく、染色体異常に対する胚の発生学的ストレスを反映する指標となる可能性が示唆された。
  • 臨床的には、Day4までに胚盤胞へ到達することが、正倍数性や流産リスクを考慮した胚選択上の有用な指標となる可能性が考えられる。

胚盤胞形成が早いほど正倍数性率が高く、遅いほどモノソミー、特に6・8・16番染色体のモノソミーが増加することから、胚盤胞到達速度は染色体異常を反映する発生学的指標となる可能性が示された。