患者さん一人ひとりに合わせた卵巣刺激
1つの良好な胚盤胞(受精から5〜6日経過した受精卵)を得るためには3個の胚盤胞、そして3個の胚盤胞を得るには約10個の成熟卵子が必要です。(※)当クリニックでは、来院当日にホルモン値検査を行い、その結果をもとに患者様一人ひとりの状態に適切な卵巣刺激をして卵子の成長を促しています。 当クリニックの症例に基づいた結果です。
体外受精は受精率の高い
顕微授精を優先
体外受精は、卵子と精子をディッシュ上で出会わせる「媒精」と、ガラス管で卵子に精子を注入する「顕微授精(ICSI)」に分けられ、一般的な受精率は65~70%で両者ともに同等程度と言われています。しかし、当クリニックは、理事長の浅田が顕微授精(ICSI)の研究を開始した1993年から技術力を向上し続けているため、顕微授精(ICSI)の正常受精率が約80%と高い数値を誇ります。
初期胚移植と胚盤胞移植の実施
体外受精や顕微授精を実施し受精してから2~3日の胚を「初期胚」、5~6日育った胚を「胚盤胞」と言い、当クリニックでは患者さんの年齢や状態に応じて「初期胚移植」 か「胚盤胞移植」を選択します。 一般的には胚盤胞移植のほうが妊娠率が高いと言われていますが、体外では胚盤胞まで育ちにくい患者さんもいらっしゃるので、その場合は初期胚移植を選択します。
採卵あたりの妊娠率を向上する選択的単一胚移植
当クリニックは、日本産科婦人科学会が定める会告が発表された2008年よりも2年早い2006年より、複数の胚(受精卵)から一つを選んで子宮に移植する選択的単一胚移植を実施しています。
ただし、ランダムに一つの受精卵を移植するのではなく、複数の受精卵の中から成長経過が良好なものを選択することで、結果的に採卵あたりの妊娠率の向上に努めています。
患者さんの状態に応じて「全胚凍結」も実施
採卵受精操作でできた胚(受精卵)の子宮への移植は、採卵時と同じ周期で移植する「新鮮胚移植」と、胚を一度凍結して別の周期で融解する「凍結融解胚移植」の2つが挙げられます。
当クリニックでは、妊娠しやすい子宮内膜へと整えた上で移植する凍結融解胚移植の妊娠率が新鮮胚移植より5〜10%ほど高いという結果を得ています。
また、当クリニックで凍結した胚(受精卵)の生存率は99%以上であり、安全・万全の状態で胚移植を実施できるよう努めています。
保険診療では、新鮮胚移植を優先で行い、ホルモンの状態が新鮮胚移植に適合しない条件の場合のみ全胚凍結になります。
2人目、3人目の家族形成を
サポート
一回の採卵で可能な限り多くの卵子を採卵し、全胚凍結することにより、複数回の胚移植を実施することができます。これにより、2人目・3人目の妊娠をサポートすることができ、人生設計の選択肢の幅を広げていただければと考えています。
また、将来の妊娠のために、未受精卵子凍結も行っております。
年齢や状態に応じた胚移植
体外培養環境に関する技術は日々進化していますが、まだまだ完璧とは考えていません。そこで、当クリニックでは、体外培養環境について、少しでも妊娠率を向上できるようデータ解析し、改善に努めています。例えば、胚(受精卵)が育ちにくい方でも子宮内であれば胚が育つ可能性が高くなる場合もあるため、40歳以上の方や採卵個数が少ない方に対しては前核期凍結を行い、受精後2〜3日の受精卵を移植する「初期胚移植」を行っています。
高い技術を習得した胚培養士と胚培養のエキスパート・管理胚培養士が在籍
当クリニックでは、理事長の浅田が1993年から顕微受精(ICSI)の研究を開始し、自ら顕微授精を実施してきた経験から、胚培養の技術力向上に心血を注いでいます。現在では、「1個しか卵子が採取されなかった患者様の顕微授精ができる」と言うことができるレベルまで技術力を上げた胚培養士が多数所属しています。さらに、胚培養士の上位資格であり胚培養と培養室管理のエキスパートである「管理胚培養士」が在籍しています。
全ての胚培養士は医師と同じくらい重要な役割を担っているという認識を持ち、患者さんの大切な受精卵を丁重に取り扱います。
痛みのない不妊治療
当クリニックでは、痛みを取り除くことが医療の原点と考えているので、「痛みのない不妊治療」がモットーです。不妊治療で採卵手術を行う際は、保険診療・自費診療に関わらず静脈麻酔を行い、手術後は全26床のベッドで安静に休むことができます。また、通院や採卵手術の回数を極力減らすことにより、患者さんの身体に負担をかけない診療を心がけています。
専門家による精神面のサポート
長期的に不妊治療を行っていると、周りと自分を比較して次第に気分が落ち込んでしまう患者さんも多くいらっしゃいます。当クリニックは、ストレスなく不妊治療に専念いただくために専門スタッフによるカウンセリングを行っています。
また、クリニック内でのお呼び出しはアプリや呼び出し専用電話で行いお名前を呼ぶことがないため、プライバシー面でも安心して通っていただくことができます。
体外受精コーディネーター
主に臨床検査技師や看護師の資格を持っているスタッフのことで、治療方針や採卵後・移植前の説明などを行います。
治療に関する疑問点などお気軽にご質問ください。
心理カウンセラー
臨床心理士(公認心理師)の資格を有するスタッフのことで、緊張感や心身の疲労感を取り除けるようカウンセリングを行います。抱えているお悩みや気持ちなどを何でもお伝えください。
心理カウンセリングについて
看護師
手術時の体調確認や採血などを行います。
治療中に不安に感じた時や体調が優れない場合は、看護師に遠慮なくお伝えください。
薬剤師
薬やサプリメントの服用方法の他、他院で処方された薬との飲み合わせなどのアドバイスを行います。
薬に関することは何でもお気軽にご質問ください。
インターネット上の情報に注意
インターネット上は、妊活に関する様々な民間療法や誤情報で溢れており、エビデンスレベルも玉石混交な状態です。人に聞きづらいことを逆手に取って不適切な不妊症ビジネスが横行していることも事実のため、まずは医療機関が発信する正しい知識を身につけていただきたいと考えています。
受診前説明会について
当クリニックでは皆様が若いうちから妊娠・不妊に関する正しい知識を身につけることができるよう、受診前説明会を定期的に行っています。不妊治療を受けることなく子どもを授かることができる人が少しでも増えるよう、今後も説明会やホームページからの情報発信を続けます。
受診前説明会の日時や内容は、以下よりご確認ください。