診療時間
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水土日祝は15:30までとなります。
精液量が少ない、精子の数が少ない、精液中に精子が見つからないなどの症状は精液検査をしなければ分からず、このような症状があることを自覚せずに生活している方が大半です。
かつては不妊の原因は女性側が主であるように考えられてきましたが、現在では不妊に悩むご夫妻の約半数は男性側に原因があることが分かっています。
男性不妊の原因は、精子を作る機能が低下している「造精機能障害」、精子の通り道である精路に何らかの異常がある「精路通過障害」、勃起不全(ED)や射精障害を中心とする「性機能障害」の3つに大別されます。
男性不妊の原因の82.4%を占め、精索静脈瘤と言われる血管のこぶや染色体異常、ホルモン分泌異常などによって引き起こされます。また、半数以上が特発性といわれ原因が分からない場合もあります。精液中に精子が確認できない非閉塞性無精子症や精子の数が少ない乏精子症、運動率の低い精子無力症などが含まれます。
先天的な解剖学的異常や鼠経ヘルニア手術など腹部~陰嚢にかけての手術、性感染症や尿道炎などの尿路性器感染症などが原因となります。近年では減少傾向にあり全体の4%程度と言われています。閉塞性無精子症などが代表例として挙げられます。
勃起不全(ED)や射精障害などが主な症状として挙げられ、ホルモン分泌異常や糖尿病といった内科的疾患既往や薬剤性、手術などの医療行為後に起こる医原性、心因性など原因は多岐に渡ります。近年日本では増加傾向にあり全体の13.5%ほどを占めます。
造精機能障害82.4%
特発性
42.1%
精索静脈瘤
30.2%
染色体異常
4.4%
薬剤性
1.8%
停留精巣
1.6%
低ゴナドトロピン性
性腺機能低下症
1%
その他
1.6%
性機能障害13.5%
勃起不全
6.1%
射精障害
7.4%
閉塞性精路障害
(精路通過障害)3.9%
精巣上体炎後
0.7%
精管結紮
(パイプカット)後
0.7%
鼠経ヘルニア術後
0.6%
先天性精管欠損
0.5%
射精管/精嚢の異常
0.23%
young症候群
0.04%
原因不明の精路閉塞
1.2%
その他0.2%
まず専門医が問診した上で精液検査や超音波検査、男性ホルモンなど採血検査を実施します。
検査結果をもとにホルモン剤や抗酸化剤の内服など内科的治療や精索静脈瘤低位結紮術や精子採取術といった外科的治療などを提案・実施いたします。回収できた精子は顕微授精(ガラス管で卵子を精子に直接注入する方法)に使用します。
精液検査
精液検査により精子の数や運動率を調べます。
ホルモン検査
採血によりFSHやLH、テストステロンなどを測定し精巣の機能を調べます。
精巣超音波検査
精巣や精巣周囲の血管や臓器の状態を調べます。
染色体検査
採血により染色体異常を調べます。
Y染色体微小欠失検査
採血によりY染色体上の無精子症関連領域(AZF領域)の遺伝的欠失について調べます。
上記以外にも、血液検査・精液検査を行う前に感染症関連検査、手術を行う前に術前検査を行います。
当クリニックでは、保険適用で次の精子採取術を受けられます。
保険適用で体外受精を実施できる方に限ります。
たとえ無精子症であっても精巣から1匹でも精子が取り出せれば顕微授精を行うことが可能です。
しかし、不妊治療を行う際はご夫婦ともに精神的・身体的な負担がかかるため、お互いの相互理解が不可欠であり、
ご夫婦が二人三脚で治療に取り組み、労わりあいながら進めていくことが大切です。