診療時間

診療時間
9:00-16:00
16:00-19:30

最終受付時間は月火木金は19:00、
水土日祝は15:30までとなります。

Laboratory

クリニックの心臓部
「培養室」の設備・管理体制

培養室は体外受精の要であり、できる限り受精卵にストレスがかからない環境を用意することが治療を成功させる鍵となります。
そこで当クリニックは、設備や管理体制を適正化しており、受精卵の成長に影響する不安要素を
徹底的に排除することで世界一の培養室を目指しています。

培養器へのこだわり

インキュベーター(培養器)とは、体外受精における受精卵の培養を行う機器のことです。インキュベーターの質が受精卵の成長に多大な影響を与えることから、当クリニックでは国内メーカーとインキュベータを共同開発し、母体に限りなく近い環境で受精卵を培養しています。

Q

一般的なインキュベーター(培養器)と何が違うの?

A

一般的なインキュベーターでは、複数人の受精卵を一つのスペースで管理しますが、当クリニックのインキュベーターは一人ひとりの受精卵を個別のスペースで管理しています。受精卵を個別に管理することにより、インキュベーターの開閉数を抑えて内部の温度や酸素濃度を一定に保ち、受精卵を大切に守っています。

Q

受精判定はどのように行うの?

A

当クリニックのインキュベーターは、熟練の胚培養士と同等の精度を誇るAI機能を搭載しています。実際の受精判定は胚培養士が行いますが、AIの判定を参照することでより精度の高い判定に繋げています。なお、このAI技術が高く評価され、当該論文が日本生殖医学会が刊行する「Reproductive Medicine and Biology誌」に掲載され、2020年の論文賞を受賞しました。

Reproductive Medicine and Biology誌の該当論文
Q

培養器に入れた受精卵はどう観察しているの?

A

インキュベーターに内臓されているカメラで受精卵を培養器から出さずに観察しています。この技術によりインキュベーターの開閉数を抑え、受精卵へのストレスを抑えることができます。また、タイムラプス機能を搭載しており、動画で受精卵の成長過程を記録することで受精判定の精度向上に繋げています。

Q

停電などの非常時にはどうなるの?

A

停電などの非常時に備え、大容量のバックアップ電源を設けて培養室全体が稼働し続けるシステムを取り入れています。また、災害や停電などの非常事態が発生した際は、胚培養士に緊急通知が届いて30分以内に駆けつけるなど、万全な管理体制で受精卵を守っています。

空間へのこだわり

当クリニックは、クリニック全体をとおして安全な建材を使用しており、塗料だけではなく、建材、接着剤などすべてに対して卵子や受精卵に優しいVOC(揮発性有機化合物)ゼロの資材を使用しています。その中でも、培養室は特に清浄度にこだわっており、空調は「天井吹き出し」+「床吸い込み」の層流方式を採用することによって精密機器工場と同等レベルの清浄度を常に保っています。また、完全に閉じられた空間を作ることで温度・湿度を適切にコントロールしています。

紫外線対策へのこだわり

培養室は、外から室内を一望できるようガラス張りを採用していますが、紫外線に強いペアガラスを採用し、かつ特殊なフィルムを貼って、室外の光が卵子や受精卵に悪影響を及ぼさないよう徹底して管理しています。また、天井照明や顕微鏡の光源にはLEDを採用することで卵子や受精卵に有害な紫外線を排除しています。

ヒューマンエラーを
排除するためのこだわり

当クリニックは、ヒューマンエラーを排除するための取り組みを徹底しています。
例えば、受精卵を取り扱う胚培養士の手元をモニターでリアルタイムに映し出すことにより、周りの胚培養士が作業の様子を見られる環境を整えています。また、必要時には録画して記録に残すなど、受精卵の取り扱いには慎重な対応を行っています。

見学できる
培養室・ラボラトリー

当クリニックは、通常お見せすることが難しい培養室を見える化することにより、
安心して治療を受けていただきたいと考えています。
ご見学の際は、胚培養士が患者さんの疑問にお答えします。

木漏れ日テラス

診療エリアから培養室に至る通路には、森の中の小道をイメージした「木漏れ日テラス」を設けており、優しい木漏れ日のような光が降り注いでいます。

生命を育む森

木漏れ日テラスの窓からは、「生命を育む森」というコンセプトでデザインした培養室を一望できます。